借金の時効前に裁判を起こされてしまったらどうすれば良いのか…

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借金の時効前に裁判を起こされてしまったらどうすれば良いのか…

借金の時効があと少しで成立する、といった時に相手に裁判を起こされてしまったらどうなるのでしょうか。
そのような場合はどうすればいいのか、考えてみましょう。

 

時効は中断する

時効の直前に裁判を起こされてしまった場合、あと少しなのに何とかならないのか、と考えてしまうでしょう。
ですが、これを何とかする方法はありません。
相手もプロですから、そんなに簡単に借金をチャラにしてくれる事はないのです。
裁判所からの呼び出しを無視しても意味はありません。
下手をすると強制執行で給料の差し押さえなどの事態になる事もあります。
相手が裁判所に訴訟を提起した時点で、時効期間の中断に該当するのです。
差押さえされるものなど何もない、というのであれば無視をしてもあまり影響はないかもしれませんが、そうでなければ裁判所に出頭しましょう。
そうすると、裁判官は和解を勧めてきます。
その場合、支払えそうであればその後の支払い方法を話し合っていく事になります。
ですが、何年も放置していた借金は、加算されている遅延損害金も莫大な金額になっているでしょう。
そうなると支払いは難しいと言わざるを得ません。

 

自己破産

時効前に裁判を起こされてしまった場合、もう逃げ道はありません。
それでも借金を返済することが不可能な場合は、自己破産という方法があります。
自己破産が認められて免責決定を受けると、法律上、借金の支払い義務が消滅します。
ただし、借り入れの理由がギャンブルや浪費などの不適当なものであったり、返済能力があると裁判所に判断されたりした場合は自己破産が認められない時もあります。

 

民事再生

自己破産はしたくないという場合や、借金の理由が不適当で自己破産が認められない場合などは民事再生という方法もあります。
これは、借金の約20%を裁判所に認められた再生計画に従って3年間で返済するもので、借金の80%を免除してもらうことが出来ます。
ただし、資産の額や債務額によっては支払う金額が増えることもあります。